お尻の悩みは他人に相談しづらいですよね?
特にイボ痔とか切れ痔とか痔ろうとか。要するに痔の悩み。
このページでは、今から痔と共に歩む日々を送ろうとしている皆さんに、肛門科で超有名と誰かに教わった松島病院に入院して手術した結果、日帰りじゃなくて良かったと思ったことと、予め知っていたら良かったと思うことを記憶を頼りに説明していきます。
おおよそ12話あるので頑張って読んでくださいね!
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痔になったかもしれない?
早速ですが痔ので手術入院した時の体験ブログを探している人には残念なお知らせです。
ボクは痔になったと認識した時から痔の手術が終わって健康イケメンになった時までの記憶がほとんどないのです。
でも、思い返せばごはんの写真だけは毎日欠かさず撮っていたので、ごはんの写真から思い出せる限りのことを書いていくので、応援よろしくお願いします。
入院した方がいい理由
痔は手術をしない限り「完治」したり「自然治癒」することはない、ということを横浜の松島病院で教わったような気がします。
つまり、ボラギノールなどの薬では、抑えることはできても治りはしないということです。
どんなに抑えつけが成功していても、時間が経てばいずれは手術になるみたいです。
それでもクスリでどうにかしたい人も、市販薬でどうにかしたい気持ちは分かりますが、一度診察してもらった方がいいですよ。
処方される薬とボラギノールの明らかな差はわかりませんが、ボクが処方してもらっている処方薬の成分を紹介しているので、時間があれば確認してみてください。

あと、痔の手術後の痛みについて恐怖を感じていませんか?
ボクは2ヶ月近く痛みがありました。
なので、もしも手術後に家に帰って療養するか、病院で療養するかを選択できるなら、ボクは設備が整っている病院の方が身体に優しいと思ったので後者を選択します。
手術後の経過は、切る部分や体質や治癒力によるはずなので、隣の人より軽症でも予後が悪い可能性は十分あり得ます。
ボクが痔になったら手術をしてできるだけ入院することをおすすめしている最大の理由です。
仕事なんてどうにかなるもんです。
ちなみにボクは手術して完治(根治)したので、横浜の松島病院に肛門科の名医がいたことをお知らせします。

ボクは松島病院しか知らないので松島病院に行っておけば間違いないです。ごはん美味しかったし。
松島病院の患者さんはほぼ100%痔で悩んでいる
横浜の松島病院には肛門科しかないので、松島病院の待ち合いにいる患者さんはもれなく痔な人です。
専門病院ってスゴイです。
朝の診療受付前に受付しても40~70人待ちの番号札を渡されます。
こんな肛門病院なんてなかなかないと思いますよ。
だから、そんな待ち合いの光景を見たら

って思うに違いないです。
というわけで、今まさに「痔かもしれない」と不安で不安でモヤモヤして検索しまくっているあなたに代わって、ボクが当時思ったことの結論を書いていきます。参考になるといいですね!
痔についてネットで調べてもあんまり意味がない
ケツが痛いだけの素人が闇雲に情報収集して不安を煽っても仕方ないですよ。答えは肛門科医が教えてくれるのです。
セカンドオピニオン的な発想も分かりますが、まずは肛門科に行って診断してもらってください。
こんな不安で検索していたなら無駄!
- 自分がどのタイプの痔で、どのぐらい重症なのか調べていた
- 自分で推測した症状が市販薬や自然治癒で回復できるのか調べていた
- このまま放置したらどうなるのか調べていた
- 入院しないと本当に治らないのか調べていた
- ジオン注射で治ると知って調べていた
- 日帰り入院できる肛門科を調べていた
- 入院日数や手術費などがどのぐらいかかるか調べていた
おおよそこんなところかと思います。
大丈夫です。そんなに悪くないですよ。
自覚症状と実際の症状は違うことがある
恐怖と戦っている時は実際の症状よりも悪い方へ考えてしまいがちですよね?
痔ろうだと思って病院に行けば最悪の事態を回避できるかもしれないし、出血で大腸がんが心配になったなら大腸がんだと思って病院に行けば痔と診断されて安堵できるかもしれません。
「おしりから血がでる」症状で圧倒的に多いのはいぼ痔(内痔核)だそうです。
なにより今、ケツの穴が痛いんだからナニ痔だっていいじゃないですか。
それは紛れもなく痔ですよ。それ以上のことはあってもそれ以外のことはまずないです。
ボクはネットで調べた症状から「痔ろう」と判断して診察をしてもらったところ、「重症に近いイボ痔」でしたので、つまり当時は安堵したに違いありません。
痔の根治は手術しかない
先ほども書きましたが、痔を根治するには手術しかありません。
松島病院で初めて診察を受けた時、こう言われました。




ボクはどうしても手術が嫌だったので

と、後に無駄だったと後悔する一番過酷なコースを選択してしまったのです。
おそらく当時のボクと同じように、手軽そうに見えるジオン注射や、内服・坐薬で手術を回避できるなら、と思って調べているんだと思いますが、
少なくともクスリでどうにかできるレベルには限度があるので、とにかく病院に行った方がいいです。
贅沢しなければ小遣いが貰える可能性
高額療養費制度はご存知ですか?
年収にもよりますが、保険診療の医療費は1ヶ月の総額が10万円ぐらいを超えると、あとは国が補填してくれる制度があります。
この制度は月毎の計算なので、月を跨がないように通院・入院すれば、さほど支出はありません。
あとは任意で医療保険に入っていればほぼ確実にプラスになります。
ボクは諸般の事情で月を跨ぎながら2週間ぐらい入院しましたが、それでも15万円ぐらいプラスになりました。
10年近く掛け捨ててきた分の元も取れたんじゃないかと思います。
日帰り手術だと医療保険だけでは入院日額が出ないので、儲からないかもしれません。
もしもまだ軽度な人で医療保険に入っていないなら、すぐに入った方が良いですよ。せめて共済にでも。
高額療養費制度の詳細は各自調べてみてください。
松島病院なら、入院予約時の説明の際に聞けば教えてもらえます。
標準報酬月額 | 自己負担限度額 |
---|---|
83万円以上 | 252,600円+(総医療費※1-842,000円)×1% |
53万円~79万円 | 167,400円+(総医療費※1-558,000円)×1% |
28万円~50万円 | 80,100円+(総医療費※1-267,000円)×1% |
26万円以下 | 57,600円 |
市区町村民税の非課税者 | 35,400円 |
※70歳未満の場合・変更されている可能性があります。
我慢してもいいことはない
痔は痛みに耐えられる間は放置しても自分が辛いだけなので、放置するのも市販薬に頼るのも自由です。
でも、手術時の切開範囲が広がれば予後が悪くなる確率が高まります。
放置するもよし、市販薬もよし、ですが、我慢してもいいことはないということです。
もう痛みが止まらない(腫れが収まらない)なら、時間の都合をつけて治療した方が絶対いいので、明日にでも早速松島病院に行くことをおすすめします。
ボクは一縷の望みに4ヶ月を費やしてしまいました。
ちなみにボクは松島病院まで片道1時間半ぐらいかかるところに住んでいます。
近所の肛門科に行かなかった理由は入院設備がなかったのと、誰かに松島病院が名医だと聞いたのと、痔の手術の体験談や通院している人の口コミが半端なく出てきたからです。
最悪の事態まで乗り切れる病院に行っておけば、転院の必要がないと思ったのも、松島病院を選んだ理由のひとつです。
内服薬も座薬も気休めだと思う
痔の症状や痛みについては詳しくないので省略しますが、ボク的な結論ではイボを確実に収縮させる飲み薬や座薬なんて存在しないと思いました。

と、浅はかなことを考えている人もいることでしょう。
ボクも同じなので安心してください。
家にあったボルタレンとロキソニンとバファリンを試しに使ってみましたが、[color color=””]痛みが1日中完全に消えることはありませんでした。[/color]
つまり、イボ痔になったら注射か手術の2択しかなくて、
確実な根治を目指す人と、重症度が高い人は手術しか選択肢がないのです。
いろんな痔に関するサイトをよく読めば書いてある事ですが、意外と見落としがちな真実です。
なので、市販薬や処方薬だけで生き延び続けることは非現実的です。
今すぐ諦めて次の行動に移ることをおすすめします。
日帰り入院がいいとは限らない
ボクがお世話になったのは、痔の名医がいる病院を探している時に誰かから聞いて知った横浜の松島病院です。
日帰りもやっていると言っていたけど、だいたい8~10泊で退院になるような病院でした。
(ネットで調べてみると3日で退院とかの病院もあるみたいです。)
で、ボクは遠方(1時間以上かかる)からの入院のため「たぶん」2週間コースと言われ驚愕したことを覚えています。

それが当時の気持ちでしたが、結果、病院側の退院可能な曜日の都合もあって16泊したことは良かったんだと思います。
だって17日目も変わらず辛かったから。
家に帰っても動けない
術後10日も過ぎれば、大抵の人は普通を装った行動が出来るようになります。(早ければ一週間かからないらしい)
それでも、退院直後のボク(術後18日目)の感想は、
正確には動けるんだけど、仕事したいかっていうとのんびりしたい。穏やかにしていたい。
そんな程度の辛さがありました。
つまり、術後2週間経っても無痛でない人もいるわけで、わざわざ痔の手術翌日から仕事しようとか社畜的な発想でスケジュールを組むのはどうかと思うのです。
手術をギリギリまで決断しないのはマジ危険
救急車で運ばれてくる人がいる
16泊も入院したから知れたことなんだけど、入院中に数回救急車で搬送されてくる音を聞いています。
ボクがお世話になった松島病院は肛門科の専門病院なので、痔で救急車だったことは99%確定なわけです。


痔って怖いね!
手術を覚悟して病院に行くとホントに気が楽
ボクの場合、はじめて松島病院に行ってから4ヶ月後に手術を決断して入院できたのはそれから1ヵ月半後でした。
もちろんボクの都合とか予約状況とかいろんな要因が重なって1ヵ月半待つことになったのだけど、ギリギリまで痔を手術する決断を先延ばしにすると果てしない悶絶期間を耐える羽目になるかもしれないのでお勧めできません。
患者さんの層はけっこう幅広い
ボクは真面目なタイプなので今でもたまに自主的に診察を受けに行きます。
待ち合いは朝から大混雑なんだけど、小学生も見かけるし女子大生(かどうかは知らない)も見かけます。
オジサンも結構いるし主婦もたくさん。老人ホームかと思うぐらい老人もたくさんいます。
男女比率は50%ずつぐらい。なので、自分と似たようなスペックの人と出会う確率は比較的高めです。
だから、恥ずかしがり屋の人でも大丈夫だと思います。
最近は待ち合いにいるボク以外の全員がボクの後輩である気がしているので、得意げに席に座って順番を待っているのでした。
肛門科の待合室はそんな風に想い想われつつ過ごす場なのです。(適当)
まとめ
痔に精通したボクの経験談を根拠に痔になったら手術する覚悟をもって肛門科のある病院に行った方がいいですよ。
あと、お尻を出す時のパンツは看護師さんが脱がせてくれるのでキレイ目なヤツを履いていきましょう。ボロボロパンツは恥ずかしいです。

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