松島病院で入院中に提供される食事(病院食)とは?

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痔の手術で入院するとき、食事はどんなものが出るのでしょうか?

私の入院した松島病院を例に、入院中の食事について、専門病院ならではのこだわりを紹介します。

いぼ痔の恐怖に打ち勝ち、いぼ痔手術系(ほぼ)ノンフィクションサイトの主役を務めることになった千葉県出身の伊保 治郎(43)です。

伊保 治郎(43)
伊保 治郎(43)

「いほ はるろう」と読みます。(「いぼじろう」ではありません!)

いぼ痔手術の最前線で、いぼ痔完治に身を捧げた伊保 治郎の、イボのない生活を追求した軌跡をお届けするため、この「いぼ痔サポートセンター」を立ち上げました。

このページの情報はイボ痔による不具合を改善したい筆者(患者)が、治療を受けるか判断するために調べた情報を非医療従事者である筆者個人の見解でまとめた記事で構成されています。従って筆者が見聞きした情報源の正確性の保証はもとより、誤訳・誤解釈による見解が述べられている可能性があることを予めご了承ください。

目次

専門病院の病院食が美味しい理由とは

痔の専門病院の病院食が美味しい理由とは、どのようなものでしょうか。痔の治療には、食事がとても重要です。食物繊維を多く含む食事は、便秘や下痢を予防し、排便をスムーズにする効果があります。

また、刺激物や油っこいものは、肛門に負担をかけるので避ける必要があります。痔の専門病院では、これらの点に配慮した献立を提供しています。

例えば、松島病院では、毎食2種類から選べるメニューや五穀ご飯や麦ご飯を取り入れたり、刺激の強い香辛料の使用を控えたりしています。また、午後3時には食物繊維の豊富なお菓子を1つ選べます。

このように、栄養バランスや食物繊維の摂取量に気をつけながらも、食べる楽しみを大切にした病院食を提供することによって、退院までにできるだけ腸内環境から改善してもらえるのです。

美味しいと感じるかどうかは個人差がありますが、健康的でバリエーション豊かな入院時の美味しい病院食は、私たち患者の心身の回復にも役立っていると言えるでしょう。

実際、私の入院中の癒しでありました。

病院で食べた献立と感想まとめ

伊保治郎が饒舌風に食べたメニューを熱く語ります。

おいしいご飯が食べられる

痔の手術で入院したとき、ごはんがとても美味しかったので横浜の松島病院はおすすめです。

松島病院の入院食について

入院するとこんなリーフレットが貰えます。タイトルは「ご入院中のお食事について」。

皆様に安心して召し上がっていただけるようスタッフ一同心を込めて、お食事をご用意させていただきます。一日も早いご快復をお祈り申し上げます。

ご入院中のお食事について

気になる内容は、松島病院栄養科の献立ポリシーと特徴が書いてありました。

入院中のお食事について

当院の食事は、手術後の傷口の保護・回復のために次のことに配慮しています。
排便がスムーズに行えるよう、食物繊維を多く含むお食事になっています
食物繊維は便の柔らかさを保つ働きがあります。排便時のいきみを軽くし、手術後の経過を助けてくれます。
五穀ご飯や麦ご飯を取り入れています
五穀とは『餅きび・大麦・もち粟・はと麦・アマランサス』の5種類の穀物が入っています。白米に比べ、食物繊維・ビタミンB1・B2・鉄分・ミネラルを多く含みます。
刺激の強い香辛料の使用を控えています
肛門部周辺には細かい血管が多く存在しています。過度の香辛料・カフェインなどはこららの血管に刺激を与え、うっ血や痛みを感じさせることがあります。
午後3時にお菓子をご用意しています
食物繊維の豊富なお菓子を3種類ご用意しています。お時間になりましたら、ベッドサイドへ伺いますので、お好みのものを1つお選びください。(カロリー制限のある方も安心してお召し上がりいただけます)

お菓子の種類

  • うの花クッキー(おから)
  • ほうれん草入り五穀クッキー(玄米・ゴマ・はと麦・アマランサス・小麦)
  • 五穀せんべい(玄米・ゴマ・はと麦・アマランサス・ひえ)

※食物アレルギーの患者様には適切なおやつをこちらでご用意させていただきます。

患者様へお願い

一般常食を召し上がって頂く患者様
当院のお食事の塩分は一日9gを目標量としております。お手持ちの調味料のご使用はお控え下さい。
特別治療色を召し上がって頂く患者様
医師の指示により、カロリー・塩分など栄養価を管理しております。当院の食事以外のもの(調味料)・漬物類・間食等)はお控え下さい。お食事についてご質問がありましたらお気軽におたずね下さい。管理栄養士が説明に伺います。
入院食は排便がスムーズに行えるよう配慮した食事内容です
排便を怖がって食事量を減らす事がないよう、また間食によって食事が食べきれない事のないようにお願いします。
水分を多く摂取しましょう
カフェインを含む飲料(緑茶・紅茶・コーヒーなど)や糖分を多く含む飲料は好ましくありません。当院では、食事の際にカフェインをほとんど含まない麦茶をご用意しておりますが、それ以外に1日1~1.5Lのお水を飲みましょう。

松島病院の入院食は毎食2種類から選べる

松島病院の献立表

入院中に美味しくて健康的な食事を提供してくれるミラクルな病院です。

現在はメニュー選択制ではなさそうです。

私が入院していた当時は朝食、昼食、夕食の3回とも、2種類のメニューから好きな方を選ぶことができました。入院すると、予定されている入院期間分の献立表が渡されるので、その中から自分の食べたいものに丸印をつけて発注しておくのです。そうすると、選択したメニューが届けられる仕組みです。入院初日に一度に全て決める必要があるので、その日の気分に合わせて選ぶことはできませんが、パン食ばかりにならないようにごはん食を選んだり、肉料理ばかりにならいように魚料理を選んだりと、自分なりにバランスの良い食生活になるよう心がけました。

ただし、入院当日から手術の翌日の昼食までは別のメニューになります。この期間は〇印をつけても無視され、この期間は低残渣検査食とよばれる全粥などで構成された消化の良いものが出されました。また、検査や外出などで食事時間に間に合わない場合は、軽食に変更されることもあるそうです。

私は普通の人の約2倍となる16泊しているので、途中でメニュー表が追加されました。

松島病院の食事は、タニタ食堂に似ていて、手術後の傷口の保護や回復に役立つように工夫されています。例えば、排便がスムーズに行えるように食物繊維を多く含む食材を使ったり、刺激の強い香辛料やカフェインを控えたりしています。

宿泊費(食費)におやつ代が含まれている

また、午後3時にはささやかながらお菓子も用意されています。これも食物繊維が豊富なもので、排便コントロールに効果的です。私は毎日楽しみにしていました。

月に1回程度「行事食」が振舞われる

行事食
画像引用:https://www.matsushima-

正月をはじめ、ひな祭りや七夕など、月に1回程度「行事食」と呼ばれる季節を感じられるメニューが提供されるのもすばらしいと思います。

あいにく私が滞在した16日間で行事食には巡り合わなかったのですが、退院前夜も病院食とは思えない晩餐を提供してもらえるので、松島病院栄養科には感謝しかありません。

なにはともあれ松島病院は入院中に美味しくて健康的な食事を提供してくれる素晴らしい病院ということです。

イボ痔手術の経過を(ほぼ)ノンフィクションで公開!

私(伊保 治郎)のイボ痔手術の治療前から完治まで、入院で体験した日々を克明に紹介しています。よろしければご覧ください。

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