完全無痛の内視鏡検査
松島病院で痔の手術を受ける前日に、大腸がんではないことを証明するために松島クリニックで内視鏡検査を受けました。
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入院1日目の夜ごはん

松島病院の夜ごはんは18:00頃に看護師さんが持ってきてくれます。
茶色い塊は謎のたんぱく質でした。たぶん魚かな。内視鏡検査前に腸の中を空っぽにしないといけないのでこんな食事らしいです。
松島病院栄養科のミラクルな調理によって謎のたんぱく質は食べられる味で提供されていました。
ちなみに18:30には下剤内服という謎スケジュール。消灯(21:00)までに500mlの水分を摂るように指示されるので飲む。
入院2日目の朝ごはん
松島病院の朝ごはんは8:00頃からですが、検査日の朝は6:00頃から腸の洗浄液を2時間近くかけてゆっくり2リットル飲むだけ。
あとは排便回数を正の字でメモしていけと指示を受け、真面目に記録する。
嫌な予感が頭をよぎったのは言うまでもない。

濃ゆいポカリ味でボクはたいへん美味しく飲み干すことができたので苦痛ではなかったです。
入院2日目の昼ご飯
9:00頃、松島病院のステップワゴンで近所の松島クリニックに送迎してもらう。そして検査を受けて帰宅して昼ご飯。

いわゆる常食。ハヤシライスが置いてありました。ヘルシーさをカバーする努力が感じられる味。普通においしい。とろみに小麦粉じゃなくて寒天でも使ってるのかな?
手術後はだいたいこんなコメントになるような食事が毎食続きます。つまりボクは健康食が嫌いではないので美味しいと言っているのかもしれない。
手ぶらで移送されたので写真は撮れませんでした。
大腸内視鏡検査とは
内視鏡検査を知らない人のために、まず流れをざっくり説明すると、
看護師さんに浣腸されて→トイレに行って→最終チェックを受けて→検査ベッドに乗って→検査室に運ばれて→挨拶したら麻酔かけられて→起きたら終わっていた
ので、検査自体はなんてことのない検査です。
最終チェックというのは、つまり出した後に便器を確認してもらうということです。
固形物がないとはいえ、恥ずかしくないわけがないやり取りかと思われます。
検査の目的・方法

大腸の内視鏡検査は、直腸を含めた大腸全体を電子内視鏡で観察し、ポリープ、腫瘍、潰瘍、炎症などの病気が見つかった場合には、病変の一部を採取、顕微鏡で詳しく調べることもあります。
内視鏡検査は最も精密な大腸の検査法ですが、大腸のひだの裏の部分や残渣のために小さな病変が観察できない場合があるので、下剤や腸の洗浄液、浣腸を検査前に行い、できるだけ苦痛なく検査を受けるために鎮静剤や鎮痛剤の静脈注射を使います。
大腸内視鏡検査のリスク
検査ちゅう、稀に出血や穿孔(せんこう・穴が開くこと)などの合併症を生じることがあり、入院、緊急手術が必要になる場合があります。合併症の頻度は0.008%なのでリスクよりもメリットの方が極めて高い検査と言えます。
精密な検査法
大腸内視鏡検査とは、おしりから内視鏡を入れて大腸の粘膜を直接観察し、大腸の病気(腸のただれ、きず、ポリープ、癌)やその他の微細な病変を診断する検査です。
検査に用いる内視鏡は、最新の技術を駆使した超小型の高感度電子カメラ搭載の柔らかく細長いチューブです。
大腸の粘膜を電子カメラでモニター上に映し出しながら観察するらしいです。ボクは寝ていたのでよくわかりません。
無痛で苦痛なし
ボクの場合は検査室で挨拶してからなんの記憶もないので無痛だし苦痛もなかったです。
検査時間は10分ぐらいです。胃の内視鏡検査と違って大腸内視鏡検査は腸の中を空にしないと検査ができないので準備は結構大変です。
たまにやった方がいい検査
近年、食生活の欧米化に伴って、大腸の病気も急増し、多様化しているらしいです。
便の検査(便潜血検査)では見つけにくい早期の癌をはじめとした、大腸の病気をより早い時期に正確に診断するためには大腸粘膜を直接観察できる内視鏡検査が最も有効らしいです。
また、内視鏡検査では大腸粘膜を観察するだけでなく
- 病気の部分を直接採取して詳しく調べることができる
- 腫瘍による出血などをその場で治療できる
- 開腹手術を行わないでポリープを切除できる
のでおすすめです。
内視鏡検査だけなら入院する必要はないので検査した方がいいですよ。

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