もし、相手の女性が香水に抵抗のない方でしたら、取り入れてみると良いと思います。移り香、残り香…どれも恋を盛り上げる素敵な媚薬。私も、香を上品にくゆらせている方は、素敵だな…と思います。
ただ、おそらく皆様が、香水のきつい女性を不快に思われるように、女性もまた、あまりにきつい香水の匂いはあまり好きではありません。好きな香は人それぞれですから、あまりに強い香はちょっとしたマナー違反ですよね。
香水には4つの種類があります。香が強く持続性のあるものから並べていくとパルファン>オードパルファン>オードトワレ>オーデコロン。最も濃度の低いオーデコロンはだいたい1〜2時間で香が飛びます。
逆にパルフィンは6〜7時間くらい香が持続します。香水の匂いがきついと食事も美味しくなくなりますので、付けるなら下半身を中心に、足首や膝の裏などを選ぶ方がいいでしょう。
hommeとして一般的なオードトワレやオーデコロンは、直射日光を避けて、耳の後ろや手首に付けます。そして、香が飛んでしまった時は同じ場所にまた付けるのではなく、指にほんの少し水をとって同じ場所を擦ります。それで充分香が戻るはずです。
逆に言えば、香水がきつい人は、パルファンを上半身に付けている方や、香が飛んでしまった時に全く同じ場所に重ね付けしてしまって匂いが増幅されてしまっている方がほとんどです。
香は付けている間に自分で分からなくなってしまうので、ついつい重ねづけの時に付けすぎてしまうところも、意識して気をつけたいところです。
このように、香水を付ける場所は体温の高い関節などがほとんどですが、その中で最もさり気ない付け方として、ウエストや肘の裏側を選ぶのもなかなか粋だと思います。
抱きしめ合った時に初めて気付くくらいの、ほのかな香。重ね付けはしなくとも、衣服への移り香で十分です。男性用は爽やかな香が多いですが、少し甘い香を選んでもこの場所ならしつこく香りませんので、試してみてくださいね!