最近の研究で、辛いトウガラシを食べると早期死亡率が下がることがわかりました。米国の健康・医療ポータルサイト「WebMD」のレポートによると、米国バーモント大学の研究チームが、ピーマンに含まれるカプサイシンが、抗炎症作用や抗菌作用により、早期死亡率を約13%低下させると発表しました。
専門家は、”唐辛子は、舌を熱くし、頬を赤くし、熱さで喉に汗をかくが、体を美しくしてくれる “と言っています。
そこで今回は唐辛子が健康に良いとされる5つの理由を紹介しています。
新陳代謝を促進する
味付けの濃いものを食べたときに汗をかいた経験があるはずです。この場合、カプサイシンによって一時的に新陳代謝が活発になったと考えられます。カプサイシンとは、唐辛子に含まれる辛味成分で、発熱量を増やし、一瞬にして代謝を上げる効果があります。
痛みを抑える
唐辛子に含まれるカプサイシンには、痛みを抑える働きがあります。カプサイシンの働きで、P物質という化合物が分泌されます。
P物質が分泌されると、神経系は怪我をしたことを認識し、そこから治癒が始まります。カプサイシンクリームは、帯状疱疹や末梢神経障害による痛みを和らげるという研究結果が出ています。
消化不良を治す
カプサイシンが軽い消化不良に効果があるという研究結果がある。
血圧を下げる
カプサイシンは血圧を下げる働きがあります。トウガラシを食べたマウスの血管が弛緩するという研究結果があります。
ダイエットに良い
唐辛子はダイエットに効果があります。米国パデュー大学の研究チームによると、唐辛子を食べると、塩辛いもの、脂肪分の多いもの、甘いものへの食欲が減退するそうです。